誰しもが能力の限界値付近で生きる必要は無いよね、という話
酔った勢いで「弊社は無能な人を歓迎します」という記事を書きましたが(記事と言うかポエム)、ちょっと補足。
僕の会社には優秀な人が多いです。というか、内外の関係者見渡すと僕より何らかの点で優秀な人ばかりです。
ビジネスをやっていく上で優秀な人が集まるのはもちろん大歓迎。
ただ僕の会社はそれだけを目指しているわけではないよ、というのが「弊社は無能な人を歓迎します」という記事の真意です。
十人十色
起業・ベンチャーみたいな単語の世界で生きていると、
いかに生産的かとか革新的か、努力とか意識高いとか、そういう感じがあふれています。
それはそれで良いと思うし楽しいことなんですが、
誰しもが自分の能力の限界値を探りながら生きていく必要は無いと思うんですよね。
ある程度真面目に仕事をこなす人が、ある程度豊かに生きていたって良いじゃん、と僕は思います。
ある人が挑戦的な人生を送るのは自由ですが、またある人がそうでない選択をするのも自由。
社会人になったら常に向上を目指さないといけないというのは、なんだかちょっと懐深くない感じがします。
僕は、僕の会社に関係してくれた人には、過度に大変な思いをせずに、豊かに楽しく生きてもらいたいと思います。(あげているお金分働いているポーズはうまいことして欲しいけど)
経営者視点とかいらない。経営者視点は経営者が持てばいいのであって、経営者にはその責任がある代わりに裁量権もある。
十人十色。色々な生き方があっていいから、僕の会社は、真面目に平穏に生きたいと思う人がその願いをかなえられる会社にしたいと思っています。
もちろん挑戦したい人にはそれなりのステージを提供できれば良いとも思います。(今のところ挑戦ばかり与えている、というか僕が勝てていないので助けてもらってばかりな気がしますけどね)