Facebookの書き込み転載 理想を追いながら利益を得る道 社会起業について

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この記事は、加藤自身のFacebookの書き込みを転載しています。

2015年5月10日のFacebookへの書き込み
https://www.facebook.com/kenji.kato.54/posts/766589470124664

自分自身の備忘も兼ねて。

理想を追いながら利益を得る道は在ると思う。
世の中の不平等を解決しながら利益を得る道は在ると思う。
それをするだけの何らかの力を持てば可能で、「きれいごとではビジネスはできない」と言う人は要するにその力が無いだけだ。(ちなみに僕にも無い)

しかし若い社会起業家志望者と話すと、力を持つ努力を先にせずに世の中に不満を鳴らし「世の中憎し」で起業を志している人が多いと感じる。
そしてその中から実際に起業する人はほとんどいない。

彼らは自らが力の獲得の努力から逃避している事に気付いているのではないか。もっと言えば「恐らくできない」と本当は心の奥底で気付いているのではないか。だから世の不公平をことさら声高に主張するのではないか。

世の中の仕組みには矛盾があり不条理があり、それを指摘し矯正しようとする試みは必要だが、それを「自分探し」の道具にしてはならない。
他人の不幸に手を差し伸べるふりをして、その問題の根深さを、自己実現ができない理由にしてはならない。
それによって心の未充足感は解消しない。

理想を追いながら利益を得る道は在ると思う。
それを実現するだけの何らかの力、金、権力、人脈、技術、ノウハウ、規模、政治力、何でもいいが何かを持つことでそれは実現する可能性がある。

こういったことを成し遂げるのは、世の中の矛盾を切り口鋭く論述する人では無くて、毎日少しずつそれに向けて何かを具体的にやっている人なんだと思うよ。
そういう人がたくさん出てくると、僕が爺さんになったときに日々安穏とする生活が実現するかもしれないから、是非そうなって欲しい。

と、今日ある人と話して思いました。

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