モチベーションの源泉
何も無いところに何かを作るのはワクワクする。何だって自由にできるし、成果はそれを始めようと思った自分のものだ!しかしこれだけでは続かない。
何かを作り出すことはとてもストレスがかかる。誰かが作ったものを改良するのに比べれば100倍くらいのストレスだ。うまくいく保証も無いし、どこまでやればどうなるか、という指標も無い。そこで色々なもので自分の能力を補完する必要がある。それは知識だったり、技術だったり、資金だったり、人材だったり、ツテだったりする。
しかしそれでも弱い。
そこで将来的なビジョンを持つことにする。市場の中でどれくらいの利益をあげるのか。どんな組織にするのか。それはどう社会の役に立つのか。
これでもまだ弱い。
最も強い動機は「仲間をがっかりさせたくない」という気持ちだ。何かを始めてそれなりの形にするのであれば、天才で無い人は仲間を持つしかない。それも能力をあてにするのではなくて、おぼろげに方向性が一緒であることと、そして互いの尊敬を根底に置くべきだ。
こうなれば喜ぶだろうとか、こうしたらがっかりするだろうな、とか、そこからもたらされるモチベーションは計り知れない。