分際を知る

2013年10月29日の記事

数年前から色々とご指導いただいている方からお誘いいただき、
先日「恵比寿ビジネスネットワーク」の講演会に参加してきました。

テーマは、
『日経新聞の「私の履歴書」に学ぶ』。

事前に最近の日経新聞に目を通して参加。

参加者は私の二回りくらい上の方が多く、
私ごとき若造が顔を出しても良いのだろうかという気さえしましたが、
若さゆえの特権と思い込み、
最前列の席を確保して拝聴しました。

いや、失敗しました。
講師の方が書かれた書籍が有るんですが、
事前に読んでおくべきでした。

こういうところに気が回らないのは、
本当に未熟者と恥ずかしい限りです。

講師の先生は、目の前にいる若いヤツにも気を使ってくださり、
度々目線を投げてくださるばかりか、
「この話知ってる?」
「この人の名前分かる?」
等、頻繁に声を掛けてくださいました。

私としては多くのご質問に、
「いえ、存じません」
とか
「名前だけ知っています」
とか、
まあ何とも子供じみた返答をするほかなく
耳まで真っ赤になるような気持ちで座っていましたが、

そのたびに会場から笑いがこぼれ、
何だか暖かく、
丸腰でやってきた若造を励ましてくれているような雰囲気も有り、
とてもとても感激しておりました。

こういった機会が有ると、
日本もまだまだ頑張れるんじゃないか、
世代間格差などというつまらぬ愚痴は捨てて、
素直に先輩諸兄の力を借りて頑張れば良いのではないか、
という気がしてきます。

一つ恩返しのようなつもりで、
最近の若造も面白いと思って頂きたいなどと
少し大きな欲も湧いてきます。

講師の先生の本が会場に売ってあったので即購入。
事前に読んでおけば、どれほど講義に対する理解が深かったでしょう。

日々反省。

本当に日々反省。

分際を知る。

2013年4月21日追記

その後起業したが、起業後の方がより分際を知る日々。