猫になりたい
こんにちは、今週は台北に来ております。
台北というところは良いところで、日本から近く、物価が安く、人が親切で、食べ物が美味しいところ。行ったことのない方は是非行きましょう。
さて、私は「生きていくのが辛いです」という方から相談を受けることが多いんです。
なんとなく理由はわかりますが、でも私はカウンセラーでも臨床心理士でもないので、うんうんそうですかー、と、ただただ聞いているだけです。でもたまにちょっとご提案をすることがあります。
ご提案するのはだいたい3つです。
1つ目は旅。
人間というのは習慣によって思考を作っているのではないかと思います。(僕の勘では)
僕は怠け者なので、自分の部屋で多くの時間を費やすと部屋が散らかりはじめ、仕事がたまり、生活のリズムが乱れ始めてきます。あー俺はなんてだめなやつなんだ〜と死にたくなってきます。(僕の場合)
こうなると、自分の部屋で寝起きをするという習慣をどこかでリセットしないと永遠に「あー俺はダメだ〜無能だー」という苦悩から逃れられなくなります。(僕の場合)
カフェに行ってMacを開いたりするのは、習慣を打破して脳みそをリフレッシュするのに効果があります。(僕の場合)
でも、そのうちそれも習慣化します。
で、旅は良いわけですよ。旅は。
違う街、違う国、違う部屋、違う浴室、違う寝床。
せっかくだからこの辺の美味しいものを食べてみようかとか、いつもはしない散歩をしてみようかとか。
僕は中国語は話せないので、台湾では相手が日本語か英語が話せないと会話での意思疎通が難しくなります。でも大丈夫です。とりあえず笑顔です。僕はあなたのことを悪く思っていないよということを示したければ、笑顔を見せれば大丈夫です。相手も言葉が通じないので同じく笑顔です。
笑顔は一人で人工的に作っても精神的に良い作用があるようですが、でもちょっとキモい気もしますよね。一人で笑顔を作るのはまあなかなかアレです。
台北に行きましょう。笑顔を作るしかない状況です。おすすめです。
旅はそんなにお金もかかりません。
お金をかけない旅行のノウハウを書くと膨大なので割愛しますが、ググると情報がたくさん出てきます。
2つ目は読書(紙)です。
読書はいいものです。知識が得られるとかそういうこともありますが、
インターネット、特にSNSから離れられます。
ネットやSNSは別に悪いものではありませんが、心が弱っているときに見てはいけません。
読書(紙)は、一定の時間あなたをネットやSNSから遠ざけます。
あ、スマホは遠くにおいておいてください。サイレントモードで、バイブはOFFで。面倒であれば電源を切りましょう。
本も安いですよね。
ネットで中古も買えるし、図書館に行くとなんとタダです。素晴らしい。
本の種類は何でも良いです。漫画でも。
僕は最近「クレジットカード100選」みたいな本を読んでます。面白いです。
最後、3つ目はブログです。
ブログを作って世の中に発信すると心が自由になります、、、
ゆくゆくはアフィリエイトで稼げるようになって自由な仕事とライフスタイルが、、、
とかは全然違います。むしろクソです。あーゆーのはこころが強い人じゃないとできないんですよ。だから弱っているときにそんなことを考えてはいけません。
オススメは、何かを書く、ということだけを目的にすることです。
心の中を書く必要もありません。書いてもいいですけど。
書くテーマとか別になんでも良くて、猫が可愛いとか、今日の晩飯はまずかったとか、それでいいんじゃないかと思います。
なんでもいいから書くブログを書くと何が起きるかというと、
「世の中意外と大したことないな」
ということがわかります。
日常の生活は実に些細なことの積み重ねで成り立っています。
朝起きたら寒かったとか、猫がつれない態度だったとか、行きたかった定食屋さんが閉まっていたとか、掃除が面倒とか、ゲーム買いたいとか、ぷよぷよムズイとか。
ブログが苦手な人は日記でも良いと思います。でも過去の経験から、「見せるためのものじゃないけど、誰かが見るかも」という刺激があったほうが続くことが多いみたいです。